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Rebuild · 2026年8月30日

431: 非必須労働者 (mami)

AI generated article / ja / study
この記事でわかること
  • 431: Nonessential Workers (mami) — ダイジェスト 毎年恒例となったmamiさんをゲストに迎えての収録。サンフランシスコの寒さに驚きつ...
  • [2:04] 映画『オデュッセイア』と『スパイダーマン』の劇場体験 mamiさんがアメリカで観た2本の映画について語る。まず『オデュッセイア』は「すっごくいい」「すっ...
  • 一方、『スパイダーマン』は「いつも通り」の出来だったが、問題は上映形式だった。mamiさんはチケットを買う際に知らずに「ScreenX」を選んでしまった。これは前方の...
こんな人向け

英語Podcastの要点を、聴く前に日本語で把握したい人。

出典Podcast

Rebuild / Tatsuhiko Miyagawa

要点
  1. 映画『オデュッセイア』はIMAXで125dBの大音量シーンがあり、耳栓必須。『スパイダーマン』のScreenX上映は横スクリーンが邪魔で酔うため、通常上映を推奨。
  2. mamiさんがハワイ島で亡き母の遺骨を撒く親孝行を実行。滞在中に人生初の接触事故を起こすが、相手の「Forget it!」という対応に感動。
  3. LAのフェス「Head In The Clouds」ではKATSEYEのファン層が8〜10歳のプリティーン中心で、親子連れが多数。500ドルの高額チケットでエアコン付きラウンジに避難する「ディストピアン」な体験。
  4. 日本の音楽ランキングはMrs. GREEN APPLEが独占状態で、アニメ主題歌もほぼ全て担当。「露出しすぎ」による反感も生まれている。
  5. 若者のアルコール離れが顕著で、XGファンの集まりでも誰も酒を飲まなかった。ブリュードッグは投資会社に買われて店舗を大量閉鎖。
  6. AIと仕事の未来について、mamiさんは「コスパで諦めていたことがAIで可能になる」と希望を見出す一方、宮川さんはジュニアエンジニアの仕事が減る可能性を指摘。
  7. イギリスで16歳未満のソーシャルメディア禁止法案が可決。ただし詳細は未定で、適用範囲や年齢認証の実効性に課題が残る。
  8. ソーシャルメディア疲れが顕著で、承認欲求が「マイナス」になったとmamiさんは語る。Setlogのような新しいアプリも、グループで使うとプレッシャーになる。
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他のエピソード

431: Nonessential Workers (mami) — ダイジェスト

毎年恒例となったmamiさんをゲストに迎えての収録。サンフランシスコの寒さに驚きつつも、今年も彼女が「宮川さんに会うためだけに」訪れたという軽妙なやり取りから始まる。話題は映画『オデュッセイア』の衝撃的な音量体験から、ハワイでの親孝行と初めての車の接触事故、XGやKATSEYEといったK-POPガールズグループのフェス事情、若者のアルコール離れ、そしてAIと仕事の未来、ソーシャルメディア規制まで多岐にわたる。テクノロジーとエンターテインメントと子育ての交差点で、日常の観察力が光る会話が展開される。

2:04映画『オデュッセイア』と『スパイダーマン』の劇場体験

mamiさんがアメリカで観た2本の映画について語る。まず『オデュッセイア』は「すっごくいい」「すっごい楽しかった」と絶賛する一方で、一点だけ大きな問題を指摘する。それは「もう蒸気を逸した音量」という表現で語られる、耳が壊れるかと思うほどの大音量シーンだ。IMAXで観たそのシーンは125dBに達し、人間が安全に聞けるとされる85dBをはるかに超えていた。彼女だけでなく隣の女性も夫も耳を塞いだという。クリストファー・ノーラン監督作品に多い実写効果(プラクティカルエフェクツ)へのこだわりと、その「やりすぎ」とも言える音響設計について、宮川さんも「どういうクリエイティブディセッションなんですかね」と疑問を投げかける。

一方、『スパイダーマン』は「いつも通り」の出来だったが、問題は上映形式だった。mamiさんはチケットを買う際に知らずに「ScreenX」を選んでしまった。これは前方のスクリーンに加えて左右の壁もスクリーンとして使う没入型上映形式だ。しかし、この形式は「すっごい人気ない」らしく、その理由を彼女は体験談として語る。前方のスクリーンは静止しているのに横だけ視点が動く場面が多く、脳が追いつかず酔ってしまうのだ。彼女は途中で手を双眼鏡のようにして横の画面を遮り、30分ほどで脳が慣れて無視できるようになったが、それまでは「結構きつかった」という。スパイダーマンのように動きの激しい映画では特に相性が悪く、「みんな普通ので見たほうがいいです」と結論づける。

8:17グローグと『マンダロリアン&グローグ』、そして映画館の音問題

宮川さんは『マンダロリアン&グローグ』を観たと話す。ドラマ版を見ていなくても楽しめる作品で、「グローグが見てるだけでずっと可愛い」と語る。ただし、興行成績はあまり良くないかもしれないという噂を聞いたとも言う。グローグは「あと何百年ぐらいは赤ちゃん」という設定なので、続編はいくらでも作れると笑う。

ここから映画館やライブの音量問題に話が移る。宮川さんは最近ライブに行くときは必ず「Loop」というコンサート用の耳栓を持参していると紹介する。これは普通の耳栓と違い、外側のリングが音を拾ってくれるため、音をシャットアウトするのではなく鼓膜を保護するだけという仕組みだ。充電不要のアナログ製品で、Amazonで2,000〜3,000円程度で買えるという。ただし、最新のAirPods Proのトランスペアレンシーモードでも代用できると宮川さんは言う。EDM系のライブ、特にマーディソンやポーター・ロビンソンのようなアーティストの公演は音が非常に大きく、耳栓なしだと翌日まで体の回復を感じないという。mamiさんもBTSのライブで子供には必ずヘッドフォンを着けさせたが、大人は着けていなかったと振り返る。

15:32ハワイでの親孝行と初めての接触事故

mamiさんは今回の渡米で、ハワイ島(ビッグアイランド)に2週間滞在した。目的は亡くなった母の遺骨をハワイに撒くことだった。母が生前ハワイを愛していたためで、母が亡くなってロンドンに引っ越してから「地球の裏側じゃん」と先延ばしにしていたミッションを、今年ついに実行したのだ。ハワイ島は「超田舎」で、目的地に行くのに30分運転するのは当たり前、東京と千葉の距離を常に移動するような感覚だったという。

滞在中、人生初めての車の接触事故も経験した。駐車している車に自分の車を擦ってしまい、ペンと紙を持っていなかったのでファーマシーで買ってきて連絡先を書いて置こうとした。すると車の持ち主のおじさんが帰ってきて、「I'm so sorry, I scraped your car」と謝ると、おじさんは傷を見て「Forget it!」と言った。驚いて「Why?」と聞くと、「古い車だし全然いいよ、ありがとう、Have a nice day!」と言って去っていった。mamiさんは「ハワイみたいな」と表現し、怒鳴られる覚悟をしていただけに「脳が追いつかなくて」驚いたという。この経験を「すごいいいレッスンになった」と振り返り、擦った感触や謝る経験自体が学びだったと語る。

ハワイ島では他にも、1日300キロ運転してキラウェア火山を見に行ったり、マウナケアの2,000メートル地点まで登ったり、乗馬やシュノーケリングも楽しんだ。滞在3日目には息子さんが溶岩で足をざっくり切り、血だらけで救急に駆け込む事件もあったが、子供の回復力は驚異的で5日後には泳いでいたという。「全部の旅がルインされたと思ったけど、子供は治るのが早い」と感心する。

24:55フェスとK-POPガールズグループの今

宮川さんは先週、LAで開催された「Head In The Clouds」フェスティバルに行った。これは88risingというアジア系アーティストを中心としたレーベルが主催するイベントだ。LAの炎天下で10時間のフェスは「ディストピアン」で、一番高いチケット(500ドル)を買ってエアコンのあるラウンジに5〜6時間避難していたという。日陰もほとんどない会場で、安いチケットだと炎天下にさらされ続けることになる。

このフェスで印象的だったのは、最後に出演したKATSEYEというHYBE系のグローバルガールズグループのファン層だ。8歳や10歳ぐらいのプリティーンが非常に多く、親と一緒に来ている小学生が会場に溢れていた。ただし、彼女たちのステージは夜10時ごろで、子供たちは他のグループの出演中はほとんど反応せず、前の方の席を確保するために待機しているような状態だった。宮川さんは「フェスマナーがなってない」と苦笑しつつも、子供には理解できないだろうと寛容な見方も示す。mamiさんは「子供ってフェス行くんだ」と驚き、ヨーロッパでは年齢制限があること、ロンドンのフェスでは子供は禁止だったことを話す。

KATSEYEのパフォーマンスについて宮川さんは「格好も歌詞もめちゃくちゃ激しくて、あんまり子供向けでない」と指摘する。mamiさんは「私たちが子供の時はブリトニー・スピアスやクリスティーナ・アギレラがほぼ裸みたいな格好だった」と比較し、「変わってない」と笑う。また、mamiさんは学校で10歳、11歳のクラスを担当しており、最近の子供たちはテレビをみんなが見ていないため「流行りが全然見えない」「好みがバラバラ」で、同調圧力が少なそうだと観察を語る。

30:14ハリー・スタイルズ、XG、そして日本の音楽シーン

mamiさんはロンドンでハリー・スタイルズがウェンブリー・スタジアムで12日間連続コンサートを行い、ギネス記録になったことを話題にする。彼女はウェンブリーのコストコに買い物に行くのだが、コンサートがある日は道が混むため、毎日チェックしていたら「毎日毎日ハリー・スタイルズがコンサートしてるから、もうコストコに行けない」と笑う。ハリー・スタイルズは会場までジョギングして入場する姿が目撃されるなど、ローカルな話題にもなっていた。

XGについては、宮川さんがサンフランシスコで11月にライブに行く予定だと話すと、mamiさんは9月にロンドンのOVOアリーナ・ウェンブリーであることを教える。宮川さんは「コストコ行くついでに送って行きますよ」と冗談を交えて応じる。XGの今回のツアーは海外公演が若干縮小気味で、ヨーロッパはパリとロンドンの2カ所だけ、しかも各1日ずつだという。前回はドイツやベルギー、アムステルダムもあったが、円安の影響や、プロデューサーが逮捕されて運営が変わったこと、投資フェーズから収穫フェーズに入ったという噂があると宮川さんは解説する。

ここから日本の音楽シーンの話題に移る。mamiさんが日本に帰った時に音楽番組のランキングを見たら、10位から8位まで全部Mrs. GREEN APPLEだったという。「7位で違う人だと思ったら、それもMrs. GREEN APPLEの人がソロでやってるやつだった」と驚く。アニメの主題歌はほぼ全部このバンドが担当しており、「四列剣士」状態だと表現する。宮川さんは大谷翔平の報道過多と同様の「露出しすぎ」現象だと指摘し、mamiさんはロンドンにいる自分の息子がMrs. GREEN APPLEを聴いていて、日本から来た友達に「もうほんと嫌い」と言われて傷ついたエピソードを披露する。

39:46ドラマ『Tシャツが乾くまで』と日本の演技

mamiさんはNetflixで『Tシャツが乾くまで』というドラマを見たと話す。この作品は「T革」と略されるらしく、そのネタをTwitterで見たという。彼女が感心したのは中島歩夢という俳優の演技だ。「演技に見えない演技」と表現し、「彼のところだけ台本書き直してんのかなっていうぐらい言い回しが上手」で、セリフっぽくない自然な話し方がすごいと絶賛する。日本の俳優には「舞台っぽい演技をする人が多い」「叫ぶだけみたいな俳優が多い」と批判的に語りつつ、中島の演技は「バカリズム的」だと評価する。

また、『ちいかわ』についても話題になる。mamiさんは漫画を1巻、2巻読んだことがあるが、映画は見ていない。宮川さんは「かわいい感じと思いきや、話はなんか不穏」と説明する。mamiさんは「ちいかわと住みっこ暮らしがギリ見分けつくかつかないかぐらいの無知度」と自嘲し、ちいかわが喋るのかどうかもわからないと言う。日本の映画市場の独自性についても触れ、世界でスパイダーマンが1位なのに日本ではちいかわが1位という現象を「独自だよね、いつも」と評し、「変わらないでほしい」と願う。

45:42若者のアルコール離れとブリュードッグの消滅

宮川さんがLAでXGファンの集まりに参加した時、20人ぐらいで韓国焼肉に行ったが「誰もお酒を飲まなかった」という。「最近っぽい」とmamiさんも同意する。彼女の周りでもお酒を飲む人がほとんどいないそうで、ハワイで父が毎晩ワインを飲んでいたら、子供が「また飲んでる」とアル中扱いしたというエピソードを披露する。日本では大学生がクラフトビールのタップルームにたくさんいて「若い人でも飲むんだ」と逆に驚いたとも話す。

イギリスのクラフトビール大手ブリュードッグが38店舗を閉鎖したニュースも話題になる。宮川さんは「ブリュードッグ一番好きだった」と残念がり、投資会社に買われて「買い殺し」されたと解説する。mamiさんも「ソブレターンですよね」と同意し、アメリカでもブリュードッグは消えたという。宮川さんはサンフランシスコではクラフトビール醸造所が「できては消え、できては消え」の繰り返しで、この1年で近所の3つが潰れたと話す。若者がビールを飲まなくなったのが原因だと分析し、代わりに何をしているのか「タイマーかヴェイプかみたいな感じなのかな」と推測する。

52:43AIと仕事の未来、教育の課題

宮川さんは会社のインターン生たちが「みんな飲まない」と話し、若者が「海に行かずにAIでコード書いてる」と苦笑する。mamiさんは「AIのおかげでいつでもコードが無限に書けるから、休まないと」と心配する。インターン生たちは「僕の半分以下の年齢」で、仕事の話しかせず「みんなしっかりしてんな」と感心するという。mamiさんも「情報量が多い」「なんでも調べられる」から若者がしっかりしていると同意しつつ、逆に30代、40代の日本人が「幼稚園」と感じることもあると話す。ディズニーランドに行くと大人も子供と同じものを楽しんでいて、子供と大人の遊び場が分かれていないと指摘する。

AIと仕事の未来について、mamiさんは「増える」可能性に希望を見出す。コスパを考えて諦めていたこと、例えばヨーロッパの古い建物のような過剰な装飾を施すような仕事が、AIによってコスパを気にせずできるようになるかもしれないと語る。「急に夢があるな」と宮川さんも応じる。ただし、宮川さんは「ソフトエンジニアの仕事がなくなることはないけど、ジュニアの人の仕事は量的に減っていくかもしれない」と現実的な見方も示す。mamiさんは「マーケティングを勉強してる子はどうするんだろう」と、親としてアドバイスのしようがないと悩みを打ち明ける。AIの進化が速すぎて学校のカリキュラムが追いつかないという教育現場の課題も語られる。

1:13:06AIウォーターマークとソーシャルメディア規制

AnthropicのClaudeが出力するテキストにウォーターマークを入れるというニュースが話題になる。これはEUの規制で、AIが生成した文章を検知できるようにするためのものだ。しかし宮川さんは「コピペしてChatGPTに入れて『人間ぽくして』って言えばいいんじゃない?」と指摘し、mamiさんも「それに対応してないAIに書き換えてもらえば一瞬で終わり」と同意する。xAIのGrokや中国製モデルは対応しないため、意味がないという結論になる。

イギリスで16歳未満のソーシャルメディア禁止法案が可決された話題では、mamiさんは「それは良かったと思ってる」と支持する。ただし、詳細はまだ詰めておらず、来年から施行される見込みだ。オーストラリアではすでに導入されており、Wikipediaのようなサイトまで含まれてしまう問題や、Facebookで家族とつながっている場合はどうなるのかなど、調整が必要な点が多いと宮川さんは解説する。mamiさんは「ソーシャルメディアがメンタルヘルスに良いっていう論文は一個もない」と断言し、イギリスではソーシャルメディアが原因で亡くなった子供がいたことが法案加速のきっかけになったと説明する。宮川さんは「ソーシャルメディアがなくなったら寂しい」と個人的な思いも語りつつ、「無駄にどんだけ時間を溶かしてるかを考えたら、トレードオフはでかい」と認める。

1:20:42Setlogアプリとソーシャルメディア疲れ

宮川さんは「Setlog」というアプリを紹介する。これはBeRealに似たアプリで、グループで1時間に1回、今何をしているかの2秒動画をアップロードすると、1日分のVlogが自動で作られるというものだ。宮川さんは「ただ単純に細切れに撮った動画を1日分のVlogにしてくれる機能」を使うために一人でインストールして使っているが、本来の使い方はグループで共有するものだという。ただし「こんなのに入ったらもうプレッシャーがすごいだろうな」と語り、グループでやると「あなた今日1日しか撮ってませんよ」と言われることになる。

mamiさんは自身のソーシャルメディア運用について「番組のソーシャルメディアも結構放置してて、本当はダメなんだろうなと思いつつ」と打ち明ける。「載せるために写真を撮ってないとできない」「載せるぞと思ってないと載せられる写真がない」というのが理由だ。承認欲求が「マイナスになってる」とまで言い切り、「もうやり尽くした」と語る。宮川さんも「ライクをいくつもらうとかも何の興味もない」と同意し、「若いときはそれで嬉しかったけど、もういいや」と続ける。最後に宮川さんが「みんな、やめよう。現実を生きましょう、みなさん」と締めくくると、mamiさんも笑いながら同意する。

まとめ

今回のエピソードは、テクノロジーとエンターテインメントと子育ての交差点で生まれる日常の観察が中心だ。映画館の音量問題からAIの未来まで、話題は多岐にわたるが、一貫しているのは「変化を楽しみつつも、違和感をちゃんと言葉にする」姿勢だ。特に印象的なのは、若者のアルコール離れとAIネイティブ世代の出現という二つの「世代の変化」が、それぞれの立場から語られることだ。mamiさんの教育現場からの視点と、宮川さんのエンジニアリング業界からの視点が交差することで、単なるノスタルジーでも楽観でもない、リアルな世代論が浮かび上がってくる。また、ハワイでの「Forget it!」エピソードは、この番組らしい温かいユーモアの象徴として記憶に残る。

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