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Cloudbase Mayhem Podcast · 2026年8月30日

#278: パタゴニア・コンバージェンス、アクロの習得、そしてSIVの真実 with クリス・ホルブ

AI generated article / ja / study
この記事でわかること
  • パタゴニアの収束線、アクロの極意、そしてSIVの真実——クリス・ホルブとの対話 パラグライダー界のオールラウンダー、クリス・ホルブが、アルゼンチン・バリローチェでの冬...
  • [6:13] バリローチェへの誘い——なぜコロンビアからアルゼンチンへ クリス・ホルブは、2023年12月から2024年3月中旬まで、アルゼンチンのバリローチェで冬を...
  • バリローチェの魅力について、ホルブは「スイスをスペインが征服して、ワイオミングと隣り合わせにしたような場所」と表現する。ヨーロッパ風の町並み、美しい山岳湖、スキー場が...
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出典Podcast

Cloudbase Mayhem Podcast / Gavin McClurg

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パタゴニアの収束線、アクロの極意、そしてSIVの真実——クリス・ホルブとの対話

パラグライダー界のオールラウンダー、クリス・ホルブが、アルゼンチン・バリローチェでの冬シーズンの冒険を語る。彼と友人のマルコス・ロセンジャーは、世界でも最も過小評価されているXC(クロスカントリー)フライトの聖地を探索し、最終的に345kmの収束線フライトを成し遂げた。ホストのギャビン・マクラーグが、チェランで開催された全米選手権の悪天候日に、エアストリーム(トレーラー)の中で収録した対談だ。このエピソードは、単なるフライト記録の話ではなく、遠隔地でのフライトの可能性、チームワークの重要性、そしてリスク管理と学習に対するホルブの深い洞察に満ちている。

6:13バリローチェへの誘い——なぜコロンビアからアルゼンチンへ

クリス・ホルブは、2023年12月から2024年3月中旬まで、アルゼンチンのバリローチェで冬を過ごした。それまでの数シーズンはコロンビアのバジェで過ごしており、「同じことの繰り返しで、まるで『恋はデジャブ』のようだった」と彼は振り返る。新しい何かを求めて、友人のマルコス・ロセンジャーの招待を受けたのだ。マルコスはジョージア州で育ったが、バリローチェ生まれで、数年前に故郷へ戻っていた。

バリローチェの魅力について、ホルブは「スイスをスペインが征服して、ワイオミングと隣り合わせにしたような場所」と表現する。ヨーロッパ風の町並み、美しい山岳湖、スキー場があり、西へ35km行けば氷河に覆われた火山、東へ10〜15km行けば「エステパ」と呼ばれる砂漠が広がる。このエステパは、大西洋まで数百マイル続く高砂漠台地だ。つまり、1回のフライトで氷河火山、アルプス風の地形、砂漠をすべて通過できるのだ。

この地域の人口密度はアラスカに匹敵するほど低く、水も木も道路もほとんどない。ワイオミング州よりも過疎地で、まさに「本当の遠隔地」だ。ホルブは「同じラインを2度飛ぶことはなかった」と語り、毎回新しいルートを開拓していた。

13:12フライトの実態——山岳トライアングルとエステパ遠征

バリローチェでのフライトは主に2つのパターンがあった。1つはスキー場からハイキングでテイクオフし、山岳トライアングルを飛ぶ方法。もう1つは、マルコスが最近見つけたエステパの入り口にあるローンチから、砂漠地帯へ飛び出す方法だ。後者の場合、地元の友人を運転手として雇い、スターリンク衛星インターネットを搭載したトラックで回収するという画期的なシステムを構築していた。

スターリンクの登場がこの地域のフライトを一変させたとホルブは強調する。以前は、不時着したら携帯電話の電波もなく、Googleマップにも道路が載っていないため、自力で脱出する手段がほとんどなかった。運転手はピンを受け取っても、スターリンクで衛星画像を確認し、手動で道路を辿って救助に来るしかなかったのだ。このロジスティクスの革新が、エステパでのフライトを現実のものにした。

12月から3月までの90日間で、ホルブは15回の質の高いXCフライトを記録した。約6日に1回の割合だ。1月から2月が最も安定しており、4日連続の好条件もあった。典型的なパターンは「山岳フライトに1日、素晴らしいフライトに1日、その後は西風が強まり、エステパで飛んで、また1週間待つ」というものだった。バジェのように毎日飛べる場所とは異なり、天候の窓は限られているが、その分、地上での生活の質は格段に高いという。

24:57収束線への挑戦——初めてのボルビブ(自給自足フライト)

シーズン終盤、4日間の好天窓が訪れた。マルコスの友人であるエルナン・ピトコも駒を運んできた。彼らは天気予報を分析し、2日後に収束線が設定されることを見抜いた。この収束線は、太平洋からの偏西風とアルゼンチン北部平原からの湿った空気が衝突して生じるもので、テキサスのドライライン収束に似ているが、より信頼性が高い。バリローチェでは特に風の強い日に頻繁に発生し、大西洋まで続く雲のラインを形成する。あるパイロットは、この収束線に乗って250kmを飛び、大西洋に到達して着陸したという。

ホルブにとって、これは初めてのボルビブ(自給自足の複数日フライト)だった。コロラドではトップランディングできる場所が少なく、複数日の好条件も揃いにくいため、これまで実現できなかった。「特定の目標のためのミッションとして、それがなければできないことを可能にする」ボルビブを彼は望んでいた。

計画はこうだ。まず前日に70km飛んで、収束線が発生するであろう山岳地帯にトップランディングして野営する。翌朝、収束線が活性化したら、そこから飛び立つ。ホルブはテントすら持たず、寝パッドだけで出発した。雪と流水で水を補給し、星空の下で一夜を過ごした。

30:49345kmのフライト——歓喜と苦闘の9時間

翌朝、コンドルが舞い始めるのを確認し、彼らは慎重にテイクオフした。すると、離陸直後から6m/sの上昇気流が彼らを14,000フィート(約4,300m)まで運んだ。「1時間早く出発すべきだった」とホルブは悔やむ。7人のグループはチームフライトを計画し、山岳地帯で30〜40kmを飛びながら、平野部のコンディションが整うのを待った。

しかし、平野部への移行は困難を極めた。収束線の正確な位置をめぐって意見が分かれ、グループは一時バラバラになりかけた。ホルブは当時、UDI(フライトインストゥルメント)に収束線レイヤーを表示する機能があることを知らず、マルコスだけがそれを使っていた。後でトラックログを重ね合わせると、収束線はモデルが予測した通りの位置にあったことが判明した。「チートコードだよ」とホルブは言う。現在は彼もこの機能を愛用しており、スネークリバー平原でのフライトでも「収束線が黄色く表示されたら、そこへ向かう」という。

3〜4時間かけてようやく収束線に乗った彼らは、高度5,000m近くまで上昇した。酸素を持参していなかったため、頭がぼんやりし、寒さも厳しかった。グループは徐々に分断され、1人は早々に着陸、2人は初の200kmを達成して満足して降りた。ホルブは単独で飛び続け、マルコスとエルナンは別のラインで進んでいた。

日が傾き始め、影が長くなるにつれて、収束線のエネルギーは弱まり始めた。ホルブの高度は下がり、285km地点で「またか」という思いがよぎった。彼は必死に0.5m/sの弱い上昇気流にすがりついた。「神様、お願い、もう一度だけ」と祈るような気持ちで。すると、その弱いサーマルは予想外に長く続き、彼を再びベース高度まで運び上げた。そこでマルコスと再会し、2人は雲のストリートに沿って飛び続けた。

日没時、彼らはまだ地上6,000〜7,000フィート(約1,800〜2,100m)の高度にいた。雲の下で太陽が沈む光景は「素晴らしかった」が、同時に「やばい、暗くなる」という焦りも生まれた。フルバーで降下を試みるが、最後の1,200フィートで収束線を抜けると、地表では予想外に強い風(時速20〜25マイル)が吹いており、風向きも90度変わっていた。目標の道路に届かず、暗闇の中で砂漠に緊急着陸。サボテンの棘が「地雷のように」足に刺さる中、数マイル歩いて脱出した。ヘッドランプで互いを見つけ合い、イリジウム衛星通信で回収ドライバーに連絡すると、彼はまだ3時間かかるとのこと。結局、その夜は強風を避けて草地で野営し、翌日全員が再会して祝杯を挙げた。

ホルブの最終距離は345km。9時間のフライトだった。「朝に時間をロスしたし、理想的なラインでもなかった。ゼオライトワン(高性能グライダー)なら、500km以上も可能だと思う」と彼は語る。収束線が適切な位置にあれば、大西洋まで到達することも夢ではないという。

41:35リスク管理と学習哲学——SIVとアクロの真実

(このセクションはサブスクライバー限定部分の内容を含むため、公開部分からは詳細を把握できない。しかし、ホルブのこれまでの経歴から、彼のリスク管理と学習に対する考え方は、彼がオルデニズ(トルコ)でSIV(サバイバル・インストラクション・ボランティア)とアクロのインストラクターとして4年間活動してきた経験に基づいている。彼はアクロ競技会にも長年出場しており、その経験がXCフライトにも活かされている。)

ホルブは、パラグライダーというスポーツにおいて、人それぞれ異なる魅力に惹かれると語る。彼自身はアクロに全力を注ぎ、世界中を飛び回ってきた。しかし、その経験は単なる技の追求ではなく、リスク管理と自己認識の深化につながっている。SIVインストラクターとして、彼は「何を避けるべきか」「何に焦点を当てるべきか」について深い洞察を持っている。

まとめ

このエピソードは、パラグライダーの可能性を再定義する内容だ。バリローチェという未開の地での345kmフライトは、スターリンクと最新の気象予報ツールがもたらした「新しい時代」の象徴である。しかし、それ以上に重要なのは、ホルブの冒険心と慎重さのバランスだ。彼は「右翼的な冒険心」と「慎重なリスク管理」を両立させ、未知の領域に挑戦することの本質を示している。また、チームフライトの難しさと喜び、収束線という自然現象の力、そして「完璧な日」の追求がもたらす深い満足感——これらすべてが、このエピソードを単なるフライト記録以上のものにしている。ホルブの言葉を借りれば、「正しい冒険心を持つパイロットにとって、そこには巨大な可能性がある」のだ。

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