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J-WAVE TOPPAN INNOVATION WORLD ERA · 2026年5月9日

「Claude Code」で小橋 賢児が作ったアプリとは?

AI generated article / ja / deep
この記事でわかること
  • 概要 クリエイティブディレクターの小橋賢児が、AIツール「Claude Code」を実際に使い倒した体験談を、興奮と冷静さを往復しながら語るエピソード。彼は「AI疲れ」と...
  • [0:02] 「クロード・クロード・クロード」——タイムラインが独占される現実 小橋はまず、自身のX(旧Twitter)のタイムラインが「クロード・クロード・クロード」と...
  • 小橋はChatGPTやGeminiなど様々なAIを使い分けてきた経験から、プロンプトの意図次第でAIの使い方は全く変わると述べる。その上で、Claude Codeの特筆す...
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J-WAVE TOPPAN INNOVATION WORLD ERA / J-WAVE

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概要

クリエイティブディレクターの小橋賢児が、AIツール「Claude Code」を実際に使い倒した体験談を、興奮と冷静さを往復しながら語るエピソード。彼は「AI疲れ」と「AIへの興奮」という二つの感情を同時に抱える自分自身の姿を正直に認めつつ、Claude Codeによってアプリ開発が「1時間でできてしまう」という驚きの体験を報告する。しかし同時に、AIにただ情報を処理させるだけでは意味がなく、最終的な「センス」の部分——リアルな体験から培われる人間の美的感覚——こそがますます重要になると主張する。このエピソードは、テクノロジーの進化に圧倒されながらも、自分なりの使い方を見つけようとする一人のクリエイターの等身大の記録であり、リスナーに「まずは触れてみよう」という軽やかな勇気を与える。

0:02「クロード・クロード・クロード」——タイムラインが独占される現実

小橋はまず、自身のX(旧Twitter)のタイムラインが「クロード・クロード・クロード」という情報で埋め尽くされている現状をユーモアを交えて語る。「クロードはこれをやれ」「クロードをやってない人は損」といった投稿が次々と流れてくる様子を、「もうそのまま広告なのか、タイムラインに専用されてるんですが」と苦笑いしながら描写する。ただし彼は、自分も含めて多くの人が「AI疲れ」と「AIへの興奮」という相反する感情を抱えているのではないかと指摘する。新しいテクノロジーの進化に興奮する一方で、「追いつけない」「劣等感」のような感情も半分は持ち合わせている——この正直な自己認識が、このエピソード全体のトーンを決定づけている。

小橋はChatGPTやGeminiなど様々なAIを使い分けてきた経験から、プロンプトの意図次第でAIの使い方は全く変わると述べる。その上で、Claude Codeの特筆すべき点として「アプリ・ウェブ作り」への応用を挙げる。彼の言葉を借りれば「1時間ぐらいでできちゃいます。正直、今までだったら変な話、何百万もかかってたかもしれない。何週間も、下手したら何ヶ月もかかってたかもしれない」——このスピード感が、彼にとって最大の衝撃だった。

2:30「コードを書く必要は全くない」——スクリーンショットだけで修正できる衝撃

小橋がClaude Codeを使って実際にアプリを作る過程で最も驚いたのは、コードを書く必要がほとんどないという点だ。彼は「作りたいもののコンセプト」さえあれば、それをAIにインプットするだけで、膨大なコードが自動生成される様子を目の当たりにする。その瞬間、彼は「今までサイトを作ってくれた、アプリを作ってくれた、コードを書くエンジニアの皆さんに本当に感謝だなと思って、この文字数を打ち込んで作ってたの?」と、リスペクトの念を抱いたという。

さらに驚くべきは、その後の修正プロセスだ。アプリの一部を変更したい場合、従来なら「この部分を修正して」と口頭で説明するのは難しい。しかしClaude Codeでは、変更したい部分のスクリーンショットを撮ってAIに送り、「この部分をこういう風に変えて」と指示するだけで、自動的に修正が行われる。小橋は「それ、スクショするだけでいいんですよ」と、そのシンプルさを強調する。

そして、アプリを公開する段階でも同様だ。「どうやってオープンサイトするの?」という疑問に対して、AIが逐一丁寧に教えてくれる。さらに、ClaudeとGoogleアカウントを連携させれば、「それやっといて」と指示するだけで、寝ている間に勝手にサイトを修正してくれるという。小橋はこの機能について「びっくりして、ある意味すごいけど、ある意味ちょっと怖いな」と、興奮と不安が入り混じった複雑な感情を吐露する。

5:19「お墓アプリ」と「一人飯.com」——マイノリティなニーズを形にする

小橋が実際にClaude Codeで作ったアプリは、彼自身の言葉を借りれば「もししたらくだらないかもしれないし、ものすごくマイノリティな、お金をかけては正直作らないだろうな」というものだ。その第一弾が「お墓帳(お墓アプリ)」である。

このアプリを作った背景には、彼自身の実体験がある。96歳になる父親と田舎に墓参りに行ったとき、父親が突然、墓の場所を忘れてしまったのだ。田んぼの奥地にあるような場所では住所も曖昧で、管理人がいる公共の墓地とはわけが違う。結局、近くの店を歩き回って「小橋です」と名乗り、相手が「昔テレビに出ていた小橋さんか」と気づいてくれたおかげで墓にたどり着けたという。この経験から、高齢の親を持つ人や、突然の不幸に見舞われた人が、墓の場所や情報を引き継げないという問題に気づいた。そこで「お家のお墓の手帳」として、墓の情報を記録・共有できるアプリを作り、Xで公開した。

第二弾は「一人飯.com」というアプリだ。小橋自身、一人で食事をする機会が多いという。しかし、ちょっといいレストランだと「一人だと迷惑かな」「入りにくいな」と感じてしまう。一方で、店側も「実はそれでもいいから来てほしい」と思っていることがある。この「お互いのマッチングができていない」という問題を解決するために、一人でも入りやすい店を探せるアプリを開発中だという。彼は「この1fc.comっていうマイナーなやつを今絶賛作って、そろそろアップしたいなと思ってる」と語り、Xでのフォローを呼びかける。

8:05「一人大企業の社長」——Claude Codeで実現する仮想組織

小橋はClaude Codeのもう一つの驚くべき機能として、「一人会社」のような使い方を紹介する。具体的には、広報部署、秘書部署など、複数の「部署」をAI内に作り、それらを連携させながらプロジェクトを進めることができるという。まるで自分が大企業の社長になったかのように、社員(AI)たちに一つのコンセプトを与えて会議させ、その結果を客観的に評価する——「一人大会議」が可能になるのだ。

この機能について小橋は「まだまだちょっと使い切れてないところも多い」と認めつつ、「本当にすごい時代が来たな」と感慨深げに語る。ただし、ここで彼は重要な注意点を加える。AIから情報を受け取って作業させるだけでは、結局「AIという情報の言いなりになってしまう」と指摘する。本当に重要なのは、その情報をどう受け取り、どう着地させるかという「最後のセンスの部分」であり、それが人間のやるべきことだという。

9:32「リアルな体験」こそがAI時代の武器になる

小橋は「そのセンスってどこから生まれるんだろう」という問いに対して、明確な答えを提示する。それは「リアルな実体験」であり、そこから得られる「感動」や「感覚」だ。自分が「美しい」と思う心のセンス、何かを「素敵だ」「いいな」と思えるアート的な思考センス——これらはAIと共に何かを作る上で、ますます重要な役割を果たすと彼は主張する。

「AIで時間ができるわけですから、AIさんのおかげで僕らはもっともっと外に出て、いろんな体験をしていこうじゃありませんか」——この言葉には、テクノロジーに振り回されるのではなく、テクノロジーを活用して人間らしい営みを豊かにするという、小橋の明確なビジョンが表れている。彼は最後に、Claude Codeに限らず様々なAIの進化があるので、「どこからでもいいんで、ぜひ触れてみてはいかがでしょうか」と、リスナーに軽やかなエールを送る。

10:16カニエ・ウェストへの脱線——AI時代に「リアルなフェス」が持つ意味

エピソードの終盤、小橋は突然、AIとは全く関係のない話題に脱線する。それは、カニエ・ウェスト(Ye)の新しいアルバムから一曲を紹介するというものだ。彼はカニエのライブを「21世紀史上、もうなんか最高峰と今言われてるんじゃないかな」と絶賛し、「AI時代にまさにリアルなフェスでいきなりセンセーショナルなカムバックをした」と評する。

この一見無関係に見える脱線も、小橋の主張の延長線上にある。AIによって時間が生まれ、効率が上がるからこそ、人間は「リアルな体験」に価値を見出せる——その象徴として、カニエの圧倒的なライブパフォーマンスが引用されているのだ。テクノロジーの進化と、人間の生の体験は対立するものではなく、むしろ相互に補完し合う関係にあるというメッセージが、この脱線によってより鮮明になる。

まとめ

このエピソードが残すのは、「AIにできることはAIに任せ、人間は人間にしかできないことに集中しよう」というシンプルだが力強いメッセージだ。小橋賢児は、Claude Codeという最先端ツールの具体的な使い方を示しながら、テクノロジーに圧倒されるのではなく、それを道具として使いこなすための心構えを伝える。特に印象的なのは、彼が「お墓アプリ」や「一人飯.com」といった、決して儲けには直結しないかもしれない、しかし確かに誰かの役に立つアプリを自ら作り、公開している点だ。これは「AIを使えば何でもできる」という抽象的な話ではなく、「AIを使って、自分が本当に必要だと思うものを形にする」という具体的な実践の記録である。AI時代に求められるのは、テクノロジーを追いかけることではなく、自分の「リアルな体験」から生まれるセンスを磨き、それをテクノロジーで具現化すること——このエピソードは、そのことを軽やかで誠実な語り口で教えてくれる。

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